1月31日(金)
ラ トゥーレットのプランについて熟考する。中庭を閉じない工夫を改めて考える。思えば、5原則に中庭はない。シトー4教会との意訳をどうするかをコルビュジエは考えたに違いない。

1月30日(木)
「STAP細胞」について報道される。今までにない単純なプロセスによって、より成功率の高い受精前細胞ができるのだという。微生物をはじめ、そもそも生物は機械ではないのだから、細胞生成プロセスは単純明快なはずだ。彼女はそこに注目し、単純明快なプラットホームを用意した。後は、細胞内にある自律生成システムによる創生力に委ねることを考えた。僕は、ノイマンの精神病を治癒する人工プログラムから、同様なことを学んだ。コンピュータは、「YES」とただただうなずくだけで、それにしたがった精神病患者は、自然と自らのダブルバインドを開放する治癒プログラムであった。建築でいえば、細部をあれこれ提案するよりも、生き生きと生活するための切掛けをひとつだけでも与えることが重要なのである。その後はユーザが考える。「STAP細胞」の場合は、弱酸性溶液がそれにあたる。以前「串のような建築」を提案したのだが、今でもそれを目指したいと考えている。
023 1月28日 プレミア ウエストハム×チェルシー
退屈な試合であった。ゲームはお互いでつくるものと改めて知る。モウリーニョの試合後のインタビュー「West Ham play 19th-century football」がよくそのことを表している。

1月29日(水)
難波さんの4層構造について考える。XY軸による表で4層構造を表すのに対して、デザインスゴロクは3つの中心が重なり合ったダイアグラムで表現されている。池辺さんのデザインスゴロクにある自由さはそこにあることに気づいた。4層構造を、正四面体のような立体的なダイアグラムに置き換えることは可能でないか? このようなかたちは、4つの層が互いに影響し合って全体が形成されるように見える。ある層が高いポテンシャルをもつことで、全体がバランスをとろうと、他の層も釣られるように動く。これを表現したダイアグラムである。コンペにおいて、遠藤事務所が、機能的(平面)提案はともかくとして、かたちの提案にこだわるのはそのためである。
022 1月26日 プレミア サウサンプトン×アーセナル
2戦続けての吉田の先発。ジールに体を預けられ、ゴールライン反対側のスペースを与えてしまったことによる1点目は、プレミアの質の高さを示すものであった。吉田も肌でそれを感じたはずだ。しかし慌てることもなく、FWの位置を見計らったディフェンスラインから両足を使ってのビルトアップ、ときに左足でのロングボールを使うのは、サウサンプトンのチームコンセプトであり、吉田も難なくそれを実践していた。そうした最終ラインから始まる攻撃に、アーセナルはかなり苦しめられる。特にサウサンプトンの左サイドは圧巻だった。絶えず1辺をサイドライン平行にした3角をつくりながら、縦パスを繰り返しアーセナル陣営深くまで攻め込むものである。昨年の日本代表のベルギー戦における右サイドの攻撃を彷彿さえてくれた。最後のセンタリング精度も高く、1点目はその典型である。首位アーセナルは、後半立ち上がりに一端勝ち越したものの、直ぐに追いつかれ手痛いドロー2-2。むしろ、サウサンプトンがチャンスを多くつくる。おまけにフラビニが不用意なファウルでレッドカードを受け、少なくとも3戦欠場が決定する。

1月28日(火)
021 1月26日 プレミア ユナイテッド×カーディフ
マタとファンベルシーが先発。マタと香川の違いは、マタには大きな展開力があることで、サイド攻撃を重視するマンUに馴染みそうなことだ。1点目がそれを証明していた。マタからの左サイド奥へのロングボールの起点である。ところでファンベルシーの決定力には感心される。彼の不在時にもポストを叩くまでのシーンは多数あった。その後を詰めて得点できる能力が、他の選手との決定的な差である。トップクラスとはそういうものなのだろう。スーパープレーだけでなく確実性なのだ。その後マンUが、落ち着いてゲーム運びができた一番の要因でもある。これまで欠けていたことだ。マタの評価は待たなければならない。香川出場ならず。ルーニーとのプレーを望む。

1月27日(月)
国営BBC放送が、マタの移籍の影響について、勝者と敗者に分けて解説している。勝者は、マタ本人、ユナイテッドが目指すことになる創造性あふれるプレー、モイーズ、ルーニー、モウリーニョ、スペイン代表、そしてユナイテッドのオーナー。敗者にチェルシーのライバルチーム、香川、両サイドプレイヤー、を挙げている。英らしいウイットに富んだ分析だと感心する。チェルシーは大金を手にしたと同時に、ユナイテッドに奮闘してもらうことで、ライバルチームの優勝戦線からの離脱を手にするという話である。チェルシーは、ユナイテッドとの対戦を今季すでに終えている。一方、来季4位以内に入り、CL出場権を得るのが絶対条件であるユナイテッドは、死にものぐるいでシティ、アーセナルと対戦する。それをチェルシーが影から後押しをした。最後にカップを手にするのは、チェルシーという訳だ。

1月26日(日)
建築雑誌1月号「住むことから考える」篠原、北山、上野、織山氏の対談を読む。「アンバンドリング」がキーワードである。サービスをはじめとするソフトとハードである箱ものを分けるマーケティング戦略をいう。戦後、個人資産形成と持ち家推進制度が一体となった国策が現代の問題となっていることを指摘し、この関係を離す新しい試みが、コーポラティブの協同であり、昨今の福祉制度にあるという。今後の住宅制度のあり方を示唆している。
020 1月26日 セリエA カリアリ×ミラン
本田が右MFで先発。少なくとも4度のシュートを放つが、決勝点となったコーナーキックのアシストに活躍がとどまる。とはいえ、入団してから2週間であることを考慮すれば、まずまずの及第点だろう。右のポジションでは、可能なかぎりサイドライン際で開いて待つことが要求されていたようだ。2列目からの上がりを期待し、ゴールエリア中央付近にスペースを残して置くためである。同点フリーキックにつながった、相手のハンドを呼んだ終了間際のシーンも、そうしたかたちの上のものであった。しかし、守りを固められたときの崩しは難しく、本田を含めミランの試行錯誤が続く。対照的に本田が絡んだ1度目のバロテッリとのワンツー、2度目のカカーのセンタリングからのヘディングはいずれも、中央にポジションイングをし、相手の攻撃からの速攻をかけたものである。この2つの攻めのパターンが早く機能することを期待する。

1月25日(土)
午前と午後の2回、1時間30分かけて、来年度入学者に対して模擬講義を行う。ブータンの紹介から、パロゾンの開口から差し込む光について私見を述べる。それを谷崎潤一郎の「陰翳礼讃」に結びつける講義である。「陰翳礼讃」は、新入生の必読書であるので、至る所で考えられる問題であることを示唆したかった。それに、近代建築の均質な光とロンシャンの光を持ち出し、現代建築家の光に対する解釈も加えた。新入生には、建築に対する広い視野があることを掴んでもらいたい。6時から、難波事務所OB会に出席する。河内、中川両くんと話している内に、ぼくらが作品をつくるときに囚われすぎているあることに気づく。それは、課題をひとつの形式へまとめあげようとする強引さである。同様に、コンセプトを表現するときや、相手との受け答えといった言葉を発する時にも見られる。難波さんの執拗な問いから防御するための、いつの間にかに身に付けた態度であるかもしれない。
019 1月26日 ブンデスリーグ シュツツガルト×マインツ
岡崎が9点目でマインツが1-0で勝利。岡崎のキーパーとの衝突を恐れないプレーによる得点。彼の真骨頂だろう。反対に酒井高徳においては、彼からおきた失点の他にもミスが目立つ。

018 1月22日 キャピタルワンカップ マンU×サンダーランド
香川は悪くなかったと思うのだが、それは日本人のひいき目だろうか?前半途中から、曖昧であったが、香川がトップ下に入る。比較的流動性が認められていることから、香川の主張で中央に居座ったようにも思えた。それを確かめたいところである。しかし後半は、香川に中央のポジションがしっかりと与えられた。同時にスウォンジー戦と同様、チームとして、ボールを奪うコンセンサスが生まれ、ボールポジションもマンUが勝る。そうした時点での香川の交代であった。勝利を確実にするため、もう1点を取りにいく方法において、モイーズは香川を見切ったかたちだ。どうやらモイーズには、力強い突破しか頭にないようだ。守備もある程度信頼のあるバレンシアを投入し、ウェルベックの中央突破にかけたのである。しかし、ウェルベックの強引さからボールを失うことしばしば。逆に、サンダーランドのボールポジションが高まり、そこから多くのチャンスを与えてしまった。守備のバランスが崩れた格好だ。マタの移籍が噂される中、香川は自分を出そうと必死である。モイーズは香川を本当に見切ったのだろうか?

017 1月22日 コッパイタリア ミラン×ウディネーゼ
ミランが開始直後の1点目以外、見せ場をつくれず、カップ戦敗退。本田は、後半35分過ぎに登場。1点目は、縦縦と見事な突破であったのだが、その後、守備的なウディネーゼに対して、ハーフラインからのペナルティ付近へ最終パスがつながらず、崩すことができなかった。

016 1月19日 セリエA ミラン×ヴェローナ
本田がリーグ戦初先発。思っていたより、ボールが本田に集まるが、ゴールを固めたヴェローナのディフェンスを崩すまで至らず。本田が退いた後の、バロテッリのPKの1-0で、セードルフの初勝利。本田、カカ、ロビューニョの3人は、バロテッリ下で流動的に動いていたが、もう少しコンビネーションを高める時間が必要なようだ。ディフェンスに人数をかけて、ゴールを固められた場合、個人のドリブル、あるいは、ショートパスのワンツーなどの崩し方がいくつかあると思うが、チェルシーのように、ボールを広く回すことで、ディフェンスを引っ張り出す方法もあるのだろう。その場合、サイドに早い走力とパスセンス、中央にそれを受ける選手が必要とされる。サイドの起点となるプレーを恐れて、ディフェンスが引っ張り出されるからである。チェルシーでは、アザールがそれである。日本代表においては、香川を中央に置き、サイドの起点となるのが宮市か?宇佐見だろう。清武では物足りない感じがする。左サイドの香川に固持するモイーズはどう考えているのだろう?月曜日深夜のスーパーサッカーで本田のリポートが入る。本田は、バロッテリやカカに、ボールの受け方を指示しているそうだ。ビッグクラブで、新参者の行うことではないらしい。ミランが不調にいること、セードルフ新監督が本田と丁度同じ時期にそれを打開するために赴任したこと、そのセードルフがもともと攻撃重視の考えをもっていること、を加味しても、これが事実であるとしたら、凄いことと感嘆する。

015 1月19日 プレミア チェルシー×マンU
チェルシーホームとあって、マンUは守備的なシステムをとる。それを予想してか、モウリーニョは、1トップにスペース裏を狙うトーレスでなく、エトゥーを先発に起用。それが当たった。エトゥーのハットトリックでチェルシーの完勝。マンUは、4位との差6点となり、リーグ戦において窮地に立たされる。体格のない香川出場せず。チェルシーのシステムは4-2-3-1で、グランドいっぱいを使ってボールを回す作戦。マンUのディフェンスが引っ張られ、選手間横に広いスペースが生まれる。そこをエトゥーが割って入った。1点目と2点目は、その典型であった。ディフェンスについているものの、エトゥーとの距離を詰め切れずに、素早く打つシュートを打たれ、対応が追いつかなかった。モウリーニョの采配に脱帽。ゲーム開始時、マンUは守備重視策をとったため、ウェルベックとヤヌザイの2人の個人技に頼る作戦。それに納得したとしても、点差が開いた後半は、より守備的になったチェルシーを打開する別の策がマンUに必要であった。しかし、モイーズは、それに応えることができなかった。スウォンジー戦後半で示した、ディフェンスラインを上げて、チェルシーディフェンスを強引に崩す一か八かの手があったと思う。その場合、香川の助けが必要となるだろう。しかし、前半戦のマンC戦6失点が思いだされたのか、大敗を恐れ、思い切った作戦を打つことができなかった。次戦、ミッドウィークのカップ戦に期待する。

014 1月14日 プレミア アストンビラ×アーセナル

013 1月13日 セリエA サッスオロ×ミラン
後半20分から本田デビュー。18番からをのぞき、そこそこにパスも受け、チームに馴染んでいたことに、正直安心する。ボールを失うことを避けるためか、球離れを極端に早くしていたのが目立つ。そのため攻撃が単発で、チームに連動をもたらさなかったが、それでもポスト直撃のシュートは、本田の落ち着き、このレベルでも十分に通じることの証だろう。これからに期待する。3-4でミランが負け、監督の交代が報道される。監督の信用を得ていただけに、本田にとって、慌ただしい日々が続く。

012 1月12日 プレミア ニューカッスルU×マンC
審判のゴール取り消しジャッジミスにより、荒れた試合となる。Y・トゥーレとナスリが負傷。ナスリは長期間の離脱になりそうだ。

011 1月11日 プレミア マンU×スウォンジー
前半40分過ぎに香川がトップ下に移動してから、ゲームが動く。ボールを奪う位置について、チームの意識が統一され、前線と中盤が連動した。それが、2点目へと繋がる。ヤヌザイのボールカットからの攻撃は、スムーズかつスピーディで、その典型であった。キャリックとフレチャーの香川へのダイレクトパスは効果的で、このかたちで、守備的中盤が攻撃に絡み、幾度となくゴールにせまる。スウォンジーのゴール前からの跳ね返しも拾い、さらに攻撃に厚みが増す。ディフェンスからのビルトアップにおいても、香川がセンターライン付近でためをつくることができたのが大きい。そこから左右サイドバックへの展開ができた。75分の香川の折り返しを、スモーリングは決めるべきだろう。終了間際、スウォンジー攻撃を受け止めたヤヌザイから右サイドのラファエルの突破、香川のシュート(残念ながらスウォンジー7番にゴール前阻止させる)は、ドルトムント時代を彷彿させる攻撃であった。キーパーを交わしたトラップを、もうボール1つ分左に置くことができれば、強いボールが蹴れたはずだ。試合後に、トップ下での手応えを香川が語る。このシステムで、マンU共々香川も調子が上がってくると良い。英メディアからは、ヤヌザイの活躍ばかりが報告される。モイーズの試合後の彼を賞賛するコメントに引張られているためだと思う。ヤヌザイの左足は、そろそろ相手に読まれつつある。ただし、まだツキをもっているので、香川と上手く絡んでくれることを願うとともに、モイーズの本心を知りたいところでもある。

010 1月10日 セリアA インテル×ラッティォ(1月7日録画)

009 1月7日 FA杯 アーセナル×スパーズ(1月4日録画)
7番ロシツキーのプレーを追いながら観戦。2-0でアーセナルの勝利。ウォルコットが負傷し、6か月の離脱。8日には、本田のミラン会見を飛び飛びで見る。「リトル本田」がはやりそうだ。10番を背負って、がんばってくれといいたい。

008 1月5日 FA杯 マンU×スウォンジー
香川フル出場も、またしてもFWポニーの活躍。コートジボアール強い。いまひとつの香川の評価をウエッブで読むのだけれども、後半の動きは悪くはなかったと思う。ペナルティエリア内で、ボールを預けてのワンツーを何度も試していた。香川には自由なポジショニングを与えれば、それなりの結果を出す。

007 1月2日(木) 04W杯 日本×オーストラリア
最も悔しかった試合である。あの当時、僕らは海外組を中心としたチームつくりに、これまでの日本を突破する何かを期待していた。ダイジェストでは度々見ていたが、改めて1試合を通して見て、判ることも多かった。それは8年経ってなせる業でもある。日本の放送時間に合わせて昼間に行われ、体力の劣る日本に不利に働いてしまったこと、前半からオーストラリアの肉弾戦につきあってしまい、そのツケが後半にきたこと、ジーコのチームつくりに対する考えが無策であったことなどが敗因であった。驚いたのは、ケーヒルは後半10分から投入されていたことであった。後半30分過ぎでの投入と記憶していたからである。それほど、試合はドタバタであった。FW高原と柳沢の守備はほとんどない。中田はこの年に、アラダイスの下でプレミアボルトンにてプレーしていたが、ほとんどがスペースへのロングボールである。ヒディングがディフェンスラインをおし下げるために、ロングボールで、日本の中盤を省略させたことに対しての策が全くなかった。今の代表であったら、どうだろうか?彼らは、コンパクトでお互いの距離を大切にする。昨年のベルギー戦で、その成果を見ることができた。連携の大切さをこの試合から学んだのだろう。ディフェンスの技術に関しても、その進歩に目を見張るものがある。ズルズル交代することなく、自分より大きなFWにボールが渡る前にカットすることで、そのリスクを避ける術を知っている。吉田はたまにそれを失敗するのをサウサンプトンの試合でみるのだが、それは失敗を克服するためのチャレンジとみることもできた。次の日、日本×パラグアイの南アフリカ16強の戦いを食事の合間に見たが、この問題が既に解決されていた。

006 1月2日(木) 98W杯 日本×ジャマイカ
今日は1日中、BSNHKでW杯特集である。再び悔しい思いをする。現在の日本代表と異なるのは、見方同志プレイヤー互いの距離にある。現代表は明らかにコンパクトである。それが、16年の成果か?当時は、中山のゴールに感嘆するのが精々であったが、平野のアーリークロスとそれを受けるロペスのポジショニングが光っていた。しかし、中山が1点を取り返してからは、勝ちそうなポテンシャルを感じることができない。その理由が、その後の日韓W杯の16敗退、南アフリカW杯の16敗退に繋がっていることを痛感する。もうひとつ、踏ん張りが足りないのである。それは、チームの実力差に関係しているのかもしれない、実はジャマイカとは同レベルであった。昨日のアーセナルは、明らかに実力が上であった。絶えずコンパクトなシステムを保ち続けていた。実力差があっても、サッカーではこうした状況は起き得る。精神論ばかりに問題をもっていくのは危険である。

005  1月1日(水) ヤべっちFC×日本 フットサル
お正月の特別番組。矢部の技術うまさが目立った。少々驚く。ガンバ宇佐見の速さに改めて感嘆。6月に期待しよう。バイエルンでの2年間はウソではなかった。

004 1月2日(水) プレミア マンU×スパーズ(1/1録画)
香川60分からの出場。香川の目立ったチャンスは1回。左サイドで、ハーフ下から受けたパスを、前を向き、左のスペースへパス、その折り返しをゴールまで詰めてシュートした場面である。惜しくもキーパーに阻まれる。ドルトムント時代にもよく見たシーンである。しかし、パスをもらいたいところでもらえない状況が続いているのに変わりがない。香川もこの状況を踏まえ、プレースタイルを変えるべきだと思う。スペースに入り込むタイミングを遅らせるべきだ。試合展開に関しては、攻撃選手バレンシアが右サイドに回った場合、彼には守備を期待できない。寄りが甘く、そのため2点目を献上。その後のルーニーがボランチの位置に入ってからは、マンUの攻撃はさっぱり。ゴール前での展開がないからである。それは、香川に期待されていることなのだが。最後、モイーズは、FW6人にして攻め込む。攻撃的姿勢を示したのは、世論操作と思う。手をうつべきことはやりきっている姿勢を見せることによって、ファンに納得してもらうという意図が見える。1-2スコアで、ホーム2014初戦を落とす。5連勝のチーム上昇気運が止まる。それ以上に、モイーズ采配の限界を知る。

003 1月1日(水) プレミア アーセナル×カーディフ

アーセナルのしぶとさが蘇った。昨年のマンUがそうであったように、勝てる試合を勝つことが大事である。アーセナルは、昨年までと反対で勝負強くなった。2-0で勝ったのは大きい。宮市は出られないまま。レンタルを志望し、6月に備えるべきだ。

002 1月1日(水) プレミア マンC×スウォンジー
ヤヤ・トゥーレの球回しが際立っている。大丈夫か、日本? 加えて、スウォンジーのFWポニー(コートジボアール)も2点。ヤヤからのボール起点を考えると、日本は簡単には勝てないと確信する。コートジボアールが同リーグで一番手強い。

001 1月1日(水) 天皇杯 マリノス×広島
判断のスピードが世界と違う。ディフェンスの当たりが弱いので、安心してボール回しをしていることが攻撃に余裕を与えている原因である。退屈な試合であった。リーグ2位のマリノスが天皇杯掴む。21年ぶりだそうだ。